合格するためのあれこれ2

こんにちは。シードタイムズ教務主任の谷垣です。

 

今回は前回の続きです。

 

前回は標準問題を選定する事や逆算することが難しいとお伝えしましたが、その理由について。

 

標準問題を選定することが難しい理由として少なくとも3つ挙げておきます。

 

1志望校の難易度ごとに「求められる標準」が異なること。

2多くの人の想定より「求められる標準」を満たす標準問題の数が少ないこと。

3標準問題が問題集に散らばって点在していること。

 

掘り下げていけば理由は他にもまだまだありますが、標準問題を選定する難しさとは上記の様に、標準問題は人によってばらばらで、案外少なく、点在しているという事だと思います。

 

合格するための「標準問題」を逆算して選定する事の難しさについても上記から分かる様に、まず標準問題を探し出さなければならず、その上でその人のレベルに合わせて標準問題の学習優先度を変えていく必要があります。

つまり、特に高校3年生から受験勉強をスタートさせる生徒にとって、残された時間が少ないために「逆算して標準問題を選び出す」という事の困難さが倍加します。

 

 

以上の様に標準問題の選定は結構大変で難しいです。これを現役生が手探りでやってしまうと膨大な時間が必要となるのでとても受験に間に合いません。こういう状態になってしまうと成績の伸びが鈍化してしまい、モチベーションが低下。結果として最後まで勉強が継続出来ずに合格判定のランクアップが厳しくなります。

 

 

 

結局のところ、生徒たちは標準問題の選定と入試までの逆算による学習計画、それらを支える演習とその解説、知識を埋める小テストと入試へのトビラを開く入試面談などのシードタイムズ学習メニューを上手に活用して2ランクアップを達成し見事合格した。という事でした。

 

 

最後に

塾としては2年生から万遍なく勉強して余裕をもって基礎学力を身に着けて欲しい一方で、高校3年生は時間がないためにそういう訳にもいかない現状も。大学は少なからず人生に影響を及ぼすので塾としては悩ましいですが、やはり学習範囲を絞ってでも合格を掴ませてあげたいと思っています。

 

長くなりましたが以上で今回のお話を締めくくりたいと思います。

 

お悩みの方は是非1度お越しください。

 

ご一読、ありがとうございました。

寝る前に復習して、定着率を上げる!

こんにちは、中西です!

 

4月に入り、受験生は本格的に学習をスタートしています!

一から復習する人もいれば、すでに演習に取り組んでいる人もいます・・・

 

ただ、どんな人にも有効な(必ずやって欲しい)復習法が、寝る前の復習です!

(良い名前が思いつかないです・・・)

 

人間は寝ているときに記憶を整理し、

「この情報は要る~、これは要らない~」

と分類しているそうです。

 

なので、寝る前に取り組んだ内容は頭に残りやすくなるということです(^^♪

 

また、復習法にも次の2つの工夫をするとより効果的。

①その日に学習した内容を、何も見ずに(参考書などを読まずに)白紙に書き出してみる!

②書くときは他人に説明するように、独り言を言いながら!

一つづつ解説します!

 

①その日に学習した内容を、何も見ずに(参考書などを読まずに)白紙に書き出してみる!

これは、その日に学習した内容をもう一度脳内に呼び起こすための作業です。

その際、参考書などを見ないのがポイント。

(ちら見はOKです)

理由は、眺めているだけになってしまうのを防ぐためです。

できるだけ自力で思い出してみて、どうしても出てこないときは確認することを意識してください!(^^)!

 

②書くときは他人に説明するように、独り言を言いながら!

これは学習した内容をしっかり理解できているかの確認に効果的。

余談ですが、一度はこんな経験ありませんか?

先生に質問に行き、分かった!と思ってもう一度取り組んでみると、あれ、できない・・・

分かるとできるは全く別だということです!

②を意識すれば分かるをできるまで引き上げることができるのです(^^)

 

①②を毎日繰り返すことで、学習の定着率は格段に上がりますので、これを読んだ人は必ず今晩から取り組むように!!

ということで、今回は以上です!

それでは(@^^)/~~~

ゆっくり読むことのススメ

こんにちは!教務副主任の三浦です!

 

いきなりですが皆さんは教科書や参考書をゆっくり読んでいますか?

 

生徒をここ1年ほど観察していて気づいたことなんですが、みんな教科書や解説を読むスピードが早い(笑)

読むスピードが早いことは一見とても良いように思えます。

 

しかし、生徒に教科書や問題集の解説に書かれていることについて質問したとき、多くの生徒から

「えーと。何となくは分かるんですけど、よく分からないんです」

と返されたことがあります。

 

生徒の多くはそこに書かれていることを理解できないままに読み流してしまうことが多いのではないでしょうか。

これは私が1年ほど生徒を観察していて感じたことです。

内容を理解するよりも、取り敢えず目標のページ数を読み終えることが目的化している生徒もいるのではないでしょうか。

 

そういう生徒にかぎって、できるだけ早く読み終わることばかりに意識を走らせます。

いやいやそりゃ違うやろと。

 

教科書を読むことの目的はそこに書かれていることを理解することです。

 

たしかに受験までの時間は限られていますから焦って早く読もうとする気持ちも分かります。

 

しかし、そのことがかえって非効率的な学習サイクルをもたらします。

そこで今回のタイトルにあるように生徒には取り敢えずゆっくり読むことをすすめます。

 

一行一行どれだけ時間をかけてもいいのでじっくり読む。

そして、理解できているのか逐一確認する。

 

根気が必要ですが、とても大切なことです。

 

私の大学のゼミの教授はある数学書の1ページを理解するのに1日以上かかったことがあると仰られていました。

限られた時間の中で効率よく学習していかなければならない大学受験生にそこまで求めません。

 

しかし、生徒の皆さんには今一度読むことについて自分の習慣を見直して頂ければと思います。

生徒たちと話をしてみると・・・

昨年は入塾説明をほとんど新人の中西さんにお願いしていたので、4月から2年生になる生徒たちとは挨拶程度しかしたことなかった。まぁ、成績は中西さんから報告受けてるので、だいたい知っているが、どんな性格や考え方なのかはわからない。

で、先週の金、土、そして、今週の月と一人ひとりとゆっくり話をしてみると

・全員、言葉遣いが丁寧で礼儀正しい(驚)
#育ち・家庭での教育がわかる・・・

・ほとんどの生徒の兄弟が難関大学に通っている(驚)

という共通点があった。

ちなみに塾長と生徒の面談みたいな固い雰囲気ではなく、軽い雑談のノリで話をしてみた。

で、学年1桁とか上位の子は問題ないけど、真ん中や下位にいる子には少しだけ、なんでその位置に留まっているのか?を聞いたり、勉強の方法や目標他の質問をしてみた。

その中である子には現状の勉強時間を10%増やすことを提案した。2時間(120分)なら、12分増やしてみる。さらに、勉強の質を10%改善してみる。質とは勉強のやり方、復習型から予習型にするとか・・・

また、成績が伸び悩みの子はセルフイメージが低下している傾向があるので、もっと上位にいても不思議ではない自分、やればできると思う自分、できたら嬉しいと思える自分をイメトレ風に伝えてみた。

すぐに効果がでる手法じゃないけど「自分はできる❢」と確信することが、何よりも先決だと思うし~

今年度は受験生が少ないので、かなり手厚くしていくけど、新高2生も今から少しづつ手をかけていきます(^_-)

講師の皆さんへ

新高2生になる生徒たちもよろしくです❢