国公立大の合否も若干名を残して判明した。
毎年ボーダー前後から神戸大学の合格者が出ていたが、今年は厳しい結果となった。。。
全体的に共通テストで大崩れこそしていないものの、やや物足らない点数のまま第一志望校にこだわり勝負をかけた生徒が多い。確かにワンチャンあるからこその勝負だが軍配は上がらなかった。。
地方の国立大なら余裕で行けるのだが、神戸大、大阪公立大にこだわる生徒が多かった。
結果は滑り止めの関西学院大に行く生徒と、関学では満足できないので浪人して大阪大・神戸大に再チャレンジする生徒に別れる。
塾長としては、保護者様と本人が相談して決めた内容を教務主任から聞きながら頷くのみ。
今は複雑な気持ちである。。。
そして、ある生徒より「塾の期待に沿えずごめんなさい。迷惑かけてしまいました」と頭を下げられた。
共通テスト73.5㌫。2次での真っ向勝負。講師たちも夏から2次対策が万全だった生徒。
小学生の時から誠心館⇒シードタイムズに通ってくれた生徒であり、精神面でも大成長してくれた彼の努力と頑張りには敬意を表していた生徒。
なので、私は彼に一言「よく頑張ったし、トコトンやり切ってくれたので塾長は嬉しいと思っている。結果はともかく受け入れて、次のステージで進もう❢」と伝えた。
ちなみに塾としては合格を積み上げることが目標であることは間違いない。
ただ、人生を俯瞰して個々の成長を考えると失敗経験がある方が人間的に成長できるという面もある。
例えば、
部活でレギュラーになれなかった、生徒会の役員で大失敗した、彼女にふられた。。。
失敗=意味がないのではなく、経験という大きな財産でもあることを理解してもらえたら嬉しい。
今はわからないからもしれないが、数年後にはわかること。
塾長が言うと言い訳や慰めみたいになるので、ブログに書くことは躊躇したが今回は思い切って書くことにした。
卒業生たちが新たな場所で羽ばたいてくれることを期待しております。