次回はそんな話をしたいと思います。 100冊の本を1回読むか、10冊の本を10回読むか。(前編)
こんにちは。変わった表題でございます。講師の谷垣です。
受験においては様々なタブーがあるように思いますが、今回はその中でも私が思うものを1つご紹介したいと思います。
早速ですが、皆さんは表題の件、どう思いますか???
もちろん、日常の読書ではこれは無意味な問いだと思います。
(難しく考えずに気軽に読書したいですよね!)
しかし、もしあなたが受験生であり、表題にある本という言葉を問題集に置き換えたとき・・・事実として、100冊の問題集を1周するのと10冊の問題集を10周するのでは、学力の伸び方や合格率に大きな差が出てしまうと思います。
・・・なぜなのか?
端的に述べると、
受験生が新しい問題集に手を出す時・・・
それは往々にして焦っている時や挫折した後だからです。
(つまりまだ1周も出来ていないのに次の問題集に移ってしまうという事です。)
多くの受験生が1教科につき1~3冊の問題集を持っていますが、結局のところ入試までにそれらの問題集を実際に1周できる受験生が少ない上、1周出来ていないという気持ちから更に焦り新しい問題集に手を出すという悪循環に陥ってしまう。
この負のスパイラル。とても恐ろしいです。
次回はその理由に迫ります!