効率とは・・・(2020年10月24日 更新)

こんにちは、SEED-TIMES講師の中山です。

テスト期間や受験シーズンになるとよく生徒が口にしている「勉強の効率を上げる方法」について話したいと思います。

まず始めに、皆さんは「効率」という言葉の意味を考えたことがありますか?

大辞林によると、「効率」とは、「(費やした労力に対する)仕事のはかどりぐあい」のことを意味します。

このことから、私は「勉強の効率」を、「費やした時間に対する、学習の定着度合い」と考えています。学習の定着度合いというのは、学校のテストを例にとっても分かる通り、個々人の能力に大きく依存するものです。同じ内容の授業を受けていても、すべての生徒の成績が一定になることはないですよね。

なので、勉強の効率というのは人それぞれ異なるものであり、勉強の効率を上げるには、各々に合った方法があるというのが大前提です。

では、具体的に勉強の効率を上げる方法としてどういった方法があるのか紹介していきたいと思います。

・スピードを上げる

何のスピードかというと、書くスピードや読むスピード、理解するスピード、暗記するスピード、そして復習するスピードのことです。

スピードを上げることによって、勉強に費やす時間は大幅に減らせます。
・ノルマを設定し、時間内に達成する
その日その日のノルマを設定することで、勉強のモチベーションを上げる。
ノルマの決め方は、時間よりも、問題数の方がよい(例:10問やったら終わり)
設定したノルマをただひたすらやるのではく、限られた時間の中で達成する。
勉強の集中力を持続させるのに効果的な方法です。

・短い時間に区切る(キッチンタイマー勉強法)
ただ長い時間勉強するよりも、15分ごとに休息をとりながら勉強をする方が集中力を維持しやすいという研究結果があります。これは、人間の脳に関することなので、個人差はありますが、小まめに休息を挟むことは、脳の機能が回復し、集中力の維持に寄与していることは確かです。

また、休息の時間はしっかりと休息することに専念しましょう。休憩時間にスマホや教科書などを見ていると、脳の休息にはなりません。情報はシャットアウトしましょう。

・1日に様々な科目の勉強をする。
特に、暗記科目や英単語などは短い時間(5分、10分)でもいいので、毎日必ず触れる習慣をつけること。また、短い時間で勉強時間を区切る際も、15分×3を1セットとして、1セットごとに科目を変えるのは、リフレッシュにもなり効果的です。

上記に紹介した方法はほんの一部であり、他にも体を使った暗記法や道具を使った効率化など様々な方法があります。勉強の効率を上げる方法は人それぞれに合った方法があります。

自分に合った効率化の方法を見つけて、成績アップ、志望校合格を果たしましょう!