担当生徒の指導法について(2020年09月07日 更新)

こんにちは、講師の今井です。

今回はどのような指導をしているかについて紹介したいと思います。

私が指導するにあたって優先していることは基礎固めです。例えば、英語に関しては、英単語が一番重要で最優先にしなければならないと考えています。よくあるのが志望校を見据えすぎて、志望校レベルではあるが自分のレベルに合っていない問題をひたすら解いているパターンです。

そもそも出てくる単語の意味がほとんど分かっていないため、何もわからずにやる気も途切れ、日本語訳をさっとみて勉強した気になっている人もいると思います。単語を理解し文の内容をなんとなく理解できるようになって初めて、文構造や構文など意識し英語長文を本当の意味で解くことができると思います。

また、単語を覚えていれば脳のリソースを単語に回さなくて済むので長文を読むのが疲れなくなるはずです。特に夏は志望校と実力の差で焦ってどの科目でも難易度の高い問題に取り組みがちですが、時間がないからこそ基礎を早めに仕上げることが重要だと思います。

そのため、生徒に指導するにあたって、例えば関西学院大学の文系志望の生徒なら、英語に関してはまず単語帳を終わらせる(ターゲットならとりあえず後半の400はまだ必要ないので1500までを)。日本史なら問題演習に入る前に教科書や資料集などを使って各時代ごとに復習、古文なら単語や助動詞などに取り組むという風にしています。はじめは基礎から固めて、次に応用問題を解けなくても解説を理解できるようになればどんどん難しめの演習に取り掛かる様に指導しています。

過去問に取り掛かるのもあくまで基礎が身に付いてからにしています。過去問は問題集に比べ解説があっさりしているものが多く、勉強するにあたっては問題集の方が適しています。そのため過去問は自分が理解できるようになってからで十分だと思います。

こういったことを意識しながら、合格に向けて計画を立てていっています。