質問に行くときの注意点!!
こんにちは、教務主任の中西です!
勉強をしていれば誰しも一度は、分からない問題を先生に質問しに行った経験があると思います。
解説を聞いて納得できた時は、勉強を楽しいと感じるものですよね!
では、突然ですが、次に登場する二人の生徒の内、成績が上がる生徒と上がらない生徒、どっちがどっちだと思いますか??
~生徒Aさんの場合~
Aさん「先生!この問題教えてください!」
先生「あ~この問題はね、ここがこうでこうなってるから…かくかくしかじかで…つまりこれがこうなって答えはこうなるんだよね!」
Aさん「あ~なるほど!良く分かりました!ありがとうございます!」
~生徒Bさんの場合~
Bさん「先生!この問題教えてください!」
先生「あ~この問題はね、ここがこうでこうなってるから…かくかくしかじかで…つまりこれがこうなって答えはこうなるんだよね!」
Bさん「あ~なるほど!ということは…ここの式①はこうゆう認識で合ってますか?」
先生「うん、合ってます。」
Bさん「なるほど、そうすれば式②はこうなりますよね?」
先生「そうですね。」
Bさん「ということは式③がこうなって、結果答えはこうなるっていうことですね!」
先生「そうですね!OKです!」
Bさん「あ~なるほど!良く分かりました!ありがとうございます!」
さて、どうでしょうか。
もうお分かりかと思いますが、私の経験上、Aさんは成績が上がりにくく、Bさんはどんどん成績が上がっていくと思われます。
なぜでしょうか??
そもそも、成績を上げるためのステップは3段階
①インプットする
②理解する
③アウトプットする
①インプットしただけで点数は上がりません。授業を聞いただけで点数は伸びないですよね。
②聞いた内容を理解できたとしても、まだ点数は上がりません。問題が解けるとは限らないからです。
③理解した内容をアウトプットして初めて、点数が上がります。実際の問題が解けるかどうか確かめない事には、いくら②まで到達していても点数には繋がらないということです。
以上を踏まえてもう一度AさんとBさんの会話を読み比べてみてください。
Aさんは①先生の解説を聞き(インプット)、②理解するまでで止まってしまっています。
これでは自力で解けるかどうかの確認が不十分ですね。
一方、Bさんは質問に行ったその場で③のアウトプットまで行い、さらに先生のお墨付きまでもらっています。
ここまでできると、Bさんは次に同じ問題に出くわしたとしても正解できる可能性が高いですね!
ということで、成績の上がる質問の仕方を紹介してきました!!
これを読んだ人は必ず実践してください!それでは!!