100冊の本を1回読むか、10冊の本を10回読むか。 中編
前回は{焦る→新しい問題集に手を出す}という負のスパイラルは恐ろしい!という内容でした。
今回はその負のスパイラルがなぜ恐ろしいのか?その理由に迫りたいと思います。
では早速・・・なぜ恐ろしいのか??
それは、負のスパイラルに陥る時期が大抵、高校三年生の10~12月。
という事と
苦手分野や未学習分野の積み残しが発生するという事の2つが恐ろしいのです。
以前のブログでも少し触れたかと思うのですが、国公立を目指す受験生達は共通一次試験の演習時間だけで1日9時間近く費やすことになります。どれだけ短く見積もっても、1科目1時間として5教科7科目の場合、1日7時間です。
問題を解く時間だけで1日7~9時間・・・さらに復習の時間も含めると、、、
圧倒的に時間が足らない!やばい! となります。
そしてその演習を始める時期が丁度10~11月。負のスパイラルに陥る時期も丁度この時期。これは決して偶然の一致ではないと思います。
10~11月は苦手科目のない生徒ですら焦る時期。
いわんや苦手科目のある生徒をや。です。
負のスパイラルに陥ってしまい、結局苦手な範囲を積み残して入試へ。
・・・という状態で入試に臨むのは是非とも避けたいですよね!
ではこんな時、一体どうすればよいのか??
次回はそんな話をしたいと思います。