志望校を決めるにあたり

某予備校で言われている有名な話。

<高3生が春に書いた志望校にそのまま合格できる割合は6%????)

よーするに、100人いても行きたい大学に行けない生徒が94人いるという話。

私も塾の経営を11年やっており、たくさんの生徒をお預かりしてきたが、確かに奇跡や大逆転もたくさん見てきたが、そんな生徒たちの共通事項は「本気」で「限界」まで勉強していたということ。

親が心配して早く寝なさいというぐらいやるのが最低条件だと思う。
もちろん、自分の実力相応の大学でいいと考えるなら、ぜんぜん問題ない。

誠心館の例にはなるが、県立伊丹高、伊丹北高の学年1桁ぐらいの生徒で神大クラスを狙う子は滑り止めを受けない生徒の方が多いけど、受けた場合は関西大、関学大レベルなら余裕で合格は当たり前。だけど、皆、蹴って浪人している。

よーするに、どうしても(浪人しても)神大に行きたいのか? 関学大でもいいのか?は、塾ではなく本人の本気度次第。

中高一貫校でガリガリに6年間勉強し、さらに研伸館、駿台、代ゼミ、鉄緑会等で仕上げられてきた生徒に勝とうと思うならば、それなりに対策しないと勝てない。

実際、誠心館の講師で塾や予備校に一切行かずに日本で4番目に偏差値の高い(東大、京大、東工大の次くらい)大阪大工学部に合格した学生が4人いたが、どちらかというと天才タイプだと思う。じゃなかったら、いい大学にいかせるために小4から必死に日能研や能開、ハマに行かせて中学受験しないし・・・

と、話があちこち飛んでしまったが、人生最初のターニングポイントともいわれる大学受験。

生徒の皆さんにアドバイスをするならば、ネットによる情報収集はもちろん必要だと思うけど、他人の声やまわりの風評だけでなく、静かに自分の心に問いかけて、最終的な決断は自分でするという気持ちで取り組んでほしい。
しい。
(お金を出してくれるお母さんの意見も聞きながら、だけど、その意見に決めたらそれは自分の意見とすること❢)

あと、保護者の方へ

いろいろお考えはあると思いますが、できる限り本人にチャンスをあげてください。
D判定だからやめるのもありですが、合格する場合も多々あります。

仮に受験して落ちても、子供たちには最高の経験になると思っております^^
戦う前に逃げて安全な道を選択するのも悪くありませんが、若い時の失敗は大きな糧になると私は信じております。

偉そうなことを書きましたが、入試まであとわずか⚡

スタッフ一同頑張ります。