模試の成績をどうとらえる?

こんにちは、教務主任の中西です!

昨年度の受験は昨日のことの様に覚えていますが、もう今年度の受験が始まろうとしています。。。

年々、時間の流れるスピードが早くなっている気がします(;^_^

 

3年生は春からの入塾、半年でかなり仕上がってきたと思います。

ほとんどの生徒が、公募推薦では滑り止め校の合格点は常に上回り、さらに第一志望の一般入試で合格点に乗るか乗らないかというところまで来ました(^^)

本当にみんなよく頑張ったと思います!(まだ終わっていませんが・・・)

ここからは確実に合格できるよう細かい所まで徹底して詰めていきます!!

 

話は変わりますが、この時期は2年生の塾生たちの年間計画を作成し、それをもとに一人ひとり懇談をしてこれからのことを話し合っているところです。

志望校から逆算して各科目の月ごとの計画を作るのですが、逆算してみると難関大を目指すならこの時期から始めてもギリギリであることが分かります。

考えてみれば、学校・部活の後毎日4時間勉強するにしても、英語・数学・物理・化学それぞれ1時間づつしか時間をとれないわけです。宿題やテスト勉強などもしなければならないとなると、受験勉強に使える時間はどんどん少なくなっていきます・・・

なので、国公立大や関関同立を目指す生徒たちが時間を有効活用するために意識すべき事を2つ挙げようかと思います。

 

一つ目は、学習の種類を減らすことです。

例えば英語なら、単語・熟語・文法・語法・英文解釈・長文などなど・・・やらなければならない事は大量にあります。

そうなると焦ってあれもこれも手を伸ばしてしまいがちですが、先ほども述べたように各科目1時間しか時間が取れないなら、焦らずやることは1つ多くても2つに絞りましょう。

英語ならまずは単語だけ。文法や熟語は一通り単語が終わってからにすること。もちろん同時にできるに越したことはないですが、時間が無い人はこれを意識してみてください。

 

二つ目は、模試の成績を気にしすぎないことです。

「先生!2週間後模試なんですけどどうすれば良いですか?!やばいです!!」

良くある話ですが。。。

直近で言うと11月頭にある模試に向けて焦って勉強している人も多いと思いますが、2週間から1ヶ月勉強したくらいではそこまで上がらないのが現実です。

感覚では目に見えて結果が出るのは短くても3か月後、普通は半年後くらいだとおもいます。

模試に向けて勉強するのは悪い事ではないですが、目先にとらわれて自分のやるべき事を見失わないこと。結局はコツコツ積み上げるしかないです。

あと、結果が出なくても落ち込まないことです。模試は判定を見るためではなく、身に付いていない問題を洗い出すためのものだと心得てください!

<着眼大局 着手小局>

目線は遠く。そこから小さく取り組む。

意識してください!!